低LHが妊活に及ぼす影響
高温期が不安定な方必読!

逗子市・葉山町・横須賀市で妊活鍼灸専門院のめばえ堂です。


LH(黄体形成ホルモン)は妊娠する上で欠かせないホルモンです。
LH分泌の以上により、なかなか妊娠できないことがあります。
FSH(卵胞刺激ホルモン)やE2(エストロゲン)に比べると、あまり聞いたことがないと感じる方もいらっしゃると思います。
今回はLHが不足で妊娠にどのような影響を及ぼしているのかという内容です。

*高LHが妊娠に及ぼす影響に付いては過去のブログ(高LHが妊活に及ぼす影響と対策)をご覧ください。



LHの働き

LHは脳の下垂体という所から分泌されています。
LHの主な働きは以下の通りです。

1. 卵巣での卵胞の成熟
 LHは、女性の卵巣で卵胞を成熟させるために働きます。LHの分泌がピークに達すると、卵巣から成熟した卵胞が排卵されます。

2. 黄体形成
 LHは、卵胞が排卵された後、黄体と呼ばれる組織に変化させるために働きます。黄体はプロゲステロンというホルモンを分泌し、妊娠が行われる準備をサポートします。

3. テストステロンの産生促進
 LHは男性でのテストステロンの産生を刺激する役割も果たします。脳下垂体から分泌されたLHが、睾丸でのテストステロンの産生を促進します。


LHは、体内のホルモンバランスや生殖システムの正常な機能に重要な役割を果たしています。
低LHが妊活に及ぼす影響

LHの分泌が不足(低LH)すると、以下のような体への影響が考えられます

1. 卵胞の成熟の遅れ
 低LHは、卵巣での卵胞の成熟を妨げる可能性があります。このため、排卵が遅れたり、周期的な排卵が行われない場合があります。卵胞の成熟に時間がかかるようになると、卵巣の疲労も出てきます。

2. 黄体形成の障害
 LHはその名の通り黄体形をします。低LHは、黄体の正常な形成を阻害する場合があります。黄体が適切に形成されないと、プロゲステロンの分泌が減少し、妊娠をサポートする準備が不十分になる可能性があります。

3. 月経異常
 低LHは、月経異常を引き起こす可能性があります。例えば、月経周期の不規則化、出血量の増加または減少、月経停止などが起こる場合があります。

これらの影響は、個人によって異なる場合があります。
また、低LHが体に及ぼす影響を知っておくと、基礎体温からも低LHを予測できます。高温期が安定しない方や二層性になっていない方は自分の体の状態と上記の3つのことを比べてみてください。



低LHへのアプローチ
低LHの時、めばえ堂では鍼灸でアプローチしていきます。

鍼灸は血液循環を上げ、筋緊張を柔らげる働きがあります。
それに加えて、自律神経に働きかけリラッククス効果があると論文でも発表されています。

めばえ堂では鍼灸の特性を活かした施術をしています。
月経周期、患者様の元々の体質・体調などを考慮して、施術内容を細かく変えています。
めばえ堂での低LHへのアプローチは鍼灸が1番良いと思いますが、鍼が苦手な方には、整体コースもご用意しております。



めばえ堂では妊活鍼灸の初回無料体験を随時受け付けています。
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