妊活中こそ気をつけたい免疫力と風邪対策
— 自律神経と鍼灸で整える“妊娠しやすい身体づくり” —

季節の変わり目や寒さが増す今の時期は、免疫力が下がりやすく、妊活中の方からも
「風邪をひきやすくなった」
「体調が整わない」
という声をよく聞きます。

妊活に取り組んでいる時、身体はホルモンの変動やストレスに敏感になっているため、
自律神経が乱れやすく 免疫力が落ちやすい状態 になりがちです。

特に以下のようなポイントが影響します

・冷えによる血流低下
・睡眠不足
・ストレス過多
・仕事や家事による疲労の蓄積
・体温調節がうまくいかない

これらが重なると、体の「防御力」が低下し、風邪をひきやすくなるのです。



免疫力と妊娠の関係
実は、妊娠しやすい身体づくりには 免疫のバランス がとても重要です。

免疫が弱りすぎると…
 感染症にかかりやすい
 着床の準備が整いにくい
 自律神経がさらに乱れる

逆に、免疫が過剰に働きすぎても
 着床を拒否しやすい状態になってしまう

つまり大切なのは
「強すぎず・弱すぎず、ちょうどいい免疫の働き」
です。

その調整役が 自律神経 です。
自律神経が乱れると免疫も乱れる
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、
それぞれが免疫に影響を与えます。

交感神経が過剰 → 体が緊張モード、免疫機能が低下

副交感神経が低下 → 回復・修復がうまくいかない

妊活中の女性は、ストレスや冷えにより交感神経が優位になりがちです。
その状態が続くと、免疫力が落ち、風邪をひきやすくなってしまいます。

自律神経は、私たちが意識しなくても
体温・心拍・呼吸・血流・ホルモン・免疫
など、生きるために必要な働きを24時間整えてくれています。

とくに免疫とは密接な関係があり、
自律神経が「免疫のスイッチ役」をしていると言われるほど。



① 交感神経(緊張モード)が過剰だと?
交感神経は、
仕事中
ストレスを感じている時
焦っている時
冷えで体がこわばっている時
に活発になります。

交感神経が強く働きすぎると…

❌ 免疫細胞の働きが低下
白血球の中でも、とくに「リンパ球」という免疫の中心を担う細胞が減ってしまいます。

❌ 血流が悪くなり、免疫細胞が巡らない
身体が緊張し、血管が収縮するので、免疫細胞が必要な場所に届きにくくなります。

❌ 炎症が起こりやすい体に
交感神経が優位だと「攻撃タイプの免疫」が強くなり、バランスの悪い免疫反応が起こります。

この状態は
風邪をひきやすい・アレルギーが出やすい・着床しにくい
などのトラブルを招きます。

② 副交感神経(リラックスモード)が弱くなると?
副交感神経は、
休息
睡眠
深呼吸
リラックス
入浴
の時に働く、回復モードの神経です。

これが弱くなると…

❌ 修復・回復がうまくいかない
免疫は夜に強化・調整されるため、回復モードが弱いと免疫が育ちません。

❌ 腸の働きが低下
副交感神経は「腸の動き」を司る神経。
腸は免疫の70%を担うので、腸が弱る=免疫が弱ることにつながります。

❌ 睡眠の質が落ちる
免疫は睡眠中に作られるため、浅い睡眠は風邪の大きな原因に。



鍼灸でできる免疫サポート
鍼灸では、
① 自律神経のバランスを整える
② 血流を良くして体温を上げる
③ リラックス状態を作る
④ 内臓の働きを整える

これらを同時にサポートできます。

特に妊活鍼灸で大切にしているのは
「お腹と背中の巡りを改善し、全身の温かさを引き出す」
こと。

この状態になると、体は本来の免疫力を発揮しやすくなり、
風邪をひきにくい“しなやかな身体”へと変わっていきます。



今日からできる風邪対策
1)体を冷やさない習慣

足首・お腹・腰を温める
温かい飲み物を選ぶ
お風呂でしっかり温まる(38~40℃がおすすめ)

2)睡眠を優先する

睡眠は免疫の“回復スイッチ”。
寝不足は風邪の一番の原因です。

3)腸を整える

腸は免疫の70%をつかさどる器官。
発酵食品
温野菜
お腹を冷やさない
これが大切。

4)ストレスケア

強いプレッシャーは免疫を大きく下げます。
深呼吸
軽い運動
鍼灸でリラックス
心と体を同時に整えるケアが理想的です。
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