逗子市・葉山町・横須賀市で粟木原式妊活鍼灸専門院のめばえ堂です。

今回は高プロラクチン血症の原因と、妊活しているときに高プロラクチン血症を診断された時にどうして行くかについて書いていきます。


高プロラクチン血症とは？

プロラクチンとは脳下垂体の前受容体細胞から分泌され、乳汁分泌ホルモンとも言われます。母乳を出す時に分泌されるホルモンです。そのため、授乳期間中はプロラクチンが活性化し、月経を止め、妊娠しないようになっています。
高プロラクチン血症とは、その名の通りプロラクチンの分泌が過剰になってしまい、一定のレベル以上のプロラクチンを血液中に持つ状態のことを言います。

症状としてはこのようなものがあります。

1, 授乳期以外の乳汁漏出
2, 月経異常（黄体期の不全・無月経）
3, 不妊
4, 男性の場合、性欲低下
5, 頭痛
6, 視野障害・眼筋麻痺


乳汁漏出の症状は出ないこともあります。
妊娠を望む方がホルモン検査をして、初めて高プロラクチン血症がわかることも多いです。

高プロラクチン血症の原因

高プロラクチン血症の原因は、以下の要因が考えられます。


1. 薬の副作用：抗うつ薬、抗精神病薬などの薬の副作用で起こる場合があります。

2. 脳下垂体腫瘍：高プロラクチン血症を引き起こす脳下垂体腫瘍がある場合があります。

3. ストレスや過労：ストレスや過労、睡眠不足などが原因で、プロラクチンの分泌が増加し、高プロラクチン血症を引き起こす場合があります。

4. その他の疾患：特定の疾患にかかることで、高プロラクチン血症を引き起こすことがあります。

5.　授乳などの特別な環境：授乳期はプロラクチンが分泌されやすくなっています。



高プロラクチン血症の場合、妊娠するためにできること

高プロラクチン血症の女性には、以下のような妊孕性の影響があります。


1. 卵巣機能の低下：高プロラクチン血症によってエストロゲンやプロゲステロンが正常に分泌されなくなるため、卵巣機能が低下し、妊孕性が低下します。

2. 月経周期の不規則：高プロラクチン血症によって、月経周期が不規則になる場合があります。

3. 妊娠中絶率の上昇：高プロラクチン血症によって、妊娠中絶率が上昇する場合があります。

4. 乳汁分泌：高プロラクチン血症によって、乳汁分泌を引き起こすことがあります。ある一方で、女性特有の問題である卵巣機能低下や生殖器の異常、排卵障害などが原因で不妊症になることもあります。

それでは妊娠を望んでいる場合、高プロラクチン血症が指摘されたらできることは何でしょうか？

1. 薬物療法：まずは、薬物療法が行われます。多くの場合、薬剤を用いた治療が適用されます。

2. 手術：高プロラクチン血症によって、特定の病気が原因になっている場合、手術が必要になることがあります。手術によって腺腫を切除して正常なプロラクチン分泌に戻し、排卵能力を回復させることができます。

3. 食生活の改善：食生活の見直しを行うことで、体内のプロラクチンの産生を抑える効果があります。食生活の改善は、ダイエットにも繋がることがあります。めばえ堂では、食生活の改善やダイエットのメニューもご用意しています。

4. ストレスの軽減：過度なストレスを取り除くことでプロラクチンの産生を抑える効果があります。睡眠トラブルや食欲不振・頭痛などの慢性痛もストレスが原因となって起こっていることもあります。ストレスの軽減には鍼灸が効果があると言われています。




妊活中の型で高プロラクチン血症を指摘されたら、この４つを試してみてください。
めばえ堂では、そのほかにもその方にあったアドバイスや対策をご提案させていただいております。


めばえ堂では初回妊活鍼灸の無料体験＆無料相談を受け付けております。
男性の初回無料体験はございませんので、ご了承ください。
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